訃報

【訃報】極真空手伝説の男・大山茂 逝去

友人の紹介で、11年前に、大山氏の診療をおこないました。

2005年の夏 わざわざニューヨークから、当院までお越し頂き

約一か月の集中的な補綴処置メインで、フルマウスを治させて頂きました。_storage_emulated_0_SilentCameraSoft_1455577707884

常に矍鑠とされて、素晴らしく紳士的な方でした。

握手をさせていただいた時の、でっかい手と握力には驚きました。

挨拶は、常に 拳を握り「押忍!」と言って頂き、、私もつられて「押忍」と

返し、談笑していたことを思い出します。_storage_emulated_0_SilentCameraSoft_1455577715766大山師範、天国でも、若者の指導、世界平和の為にご活躍される事をお祈りいたします。

 極真空手創成期の猛者として知られ、創始者の故・大山倍達の高弟であり、国際大山空手道連盟総主の大山茂氏が、日本時間15日午前3時ごろ死去した。79歳だった。

【フォト】大山茂の秘技・真剣白刃取り

大山茂総主は10年以上前から体調を崩し、近年は心臓を患い手術を受けるなどして入退院を繰り返していた。

アメリカ・ニューヨークの自宅で療養中に容態が急変、搬送されたが病院で息を引き取った。

1936年7月7日生まれ。幼少の頃から武道に励み、極真会館の前身である大山道場に入門。リーチのある前蹴りと威力のある突きで頭角を現し1960年黒帯取得、極真会館創立後の1966年にニューヨーク支部長を任され、“熊殺し”の異名で知られるウィリー・ウイリアムスを育て、漫画「空手バカ一代」(71~77年)や映画「地上最強の空手」(76年)などに度々登場した。

また、頭上に振り下ろされる日本刀を両手で挟み取る「真剣白刃取り」の演武の達人としても知られた。

長年にわたって大山倍達の右腕として活躍したが、1984年に極真会館より独立し国際大山空手道連盟を設立。弟・泰彦(現・最高師範)と共にアメリカを中心に空手の普及に務めた。レーガン元大統領の息子ロンやアーティストの故・尾崎豊も門下生だった。