歯列矯正
今朝の産経新聞の朝刊で、矯正歯科治療のトラブルの記事が
載っていました。
この記事の 『国民生活センターへの相談件数の56パーセントが不適切治療』
という数字自体に、エビデンスに基づいた信憑性があるのかは、正直疑問です。
しかしながら、
今の時代背景にある問題であることは想像するに容易かも知れません。
時に、マスコミは 医者叩き、医療批判など、やや偏重した報道をすることが
あるので注意が必要です。
さて、
矯正治療には、非常に多くの分野があります。
成長期のかみ合わせの誘導。
成人の審美的な治療。
顎位の治療。
補綴の前の治療。
ほんの部分的な並びの治療。
顔貌の外科的治療。
など まだまだ沢山あります。
医師とじっくり話し合う事が大切です。
そして、トラブルの引き金になるのは費用です。
保険診療が特殊な例を除いて行うことが出来ません。
やはり、これも医師との信頼関係が非常に大切でありましょう。
困ったらセカンドオピニオンを求める事も、患者さんの権利としては重要です。
当院には矯正歯科専門医がいますので、いつでもご相談ください。