インプラント治療の考え方 その4
当院では、インプラント治療ご希望される方に、十分なカウンセリングを
行います。
患者さんも、ネットなどでかなりお調べになり知識もお持ちです。
正しい解釈をされている方も、少し誤解されている方も、
話し合いを行い治療計画をご説明いたします。
写真の患者さんは、現在、他院で作製された入れ歯(金属床)を使用されています。
診査すると、咬合高径が低く、バネ(クラスプ)が破損しておりました。
前歯の突き上げもありました。
初期計画は
1、義歯(保険)新製による 適切な咬合高径の設定 です。
この方は、すれ違い咬合といって、 かみ合わせが安定しづらい状況ですので
かみ合わせの安定を図ることが最優先となります。
2、この結果を踏まえて、インプラントの計画を立てます。
なぜ、歯を失ってしまったのか。その原因を探る事が最も重要です。
ここをしっかり押さえなくては、インプラントも長持ちしません。
3、いかに長期的に安定した状態でしっかり機能させることが出来るか。
綿密に計画を立てていきます。