免疫と口腔内
暑い日々が続きます。まさに夏バテしやすい状況です。
こうなると、体の免疫力が低下し、体に様々な変調をきたします。
歯科的には、まず歯ぐきに異変が起こりやすくなります。
歯肉が急激に腫れ、痛み、膿が出てきます。これをP急発(急性発作)といいます。
通常、抗生物質を服用頂き、症状を取り除きます。ある程度回復したら歯周病の
積極的な治療に入ります。
昨年、オーストラリアでの学会IADHに参加した時に、衛生士さんからお聞きしたのですが、
スケーリング時に使用する薬液はクロルヘキシジンを使用する、とおっしゃってました。
当院では、PPW【パーフェクトぺリオウォーター次亜塩素酸水】を使用し殺菌を行います。
そのあと、必要があればぺリオクリンという薬剤を注入します。
歯周病細菌は、歯周ポケット内の微小潰瘍を通過して血流内に侵入し体内に運ばれます。
そして、全身に様々な悪影響を及ぼすのです。
対策は、常に口腔内を清潔にして、免疫力を高める事が大切です。
栄養と休息、どうぞお気をつけください。