なめてると本当に危険です。

抜歯など、出血を伴う処置をすると、一時的に細菌が血流に入り込む

菌血症を起こします。

健康な方は、体の抵抗力で難を逃れます。しかし、心臓に奇形が

ある方、人工弁を入れている方などは、血流がその部分で停滞しやすくなるので

そこで細菌が増殖し細菌性心内膜炎を起こします。1402372001724

そうすると、高熱、頻脈、疲労感、弁の障害など様々な問題を起こします。

この心臓に増殖した細菌の30~40パーセントは、口腔内レンサ球菌です。

 

つまり、歯科治療、とくに抜歯や外科処置の前にお口の中を可能な限り殺菌する事が

必要なのです。

ときどきこんな人がいます 「先生、掃除なんかしなくていいから、早く抜いてくれよ」と。

そんなとき、正直頭にきますが、グッとこらえて、上記の事を説明します。

最初は納得いかないような顔をされる事もしばしばありますが、意外とずっと治療していくうちに

仲良くなり

「先生に全部任せるよ」と言ってくれたりもします。

歯周病のケアーは健康も源です!

 

夜は、千葉市にて日本大学千葉県歯科同窓会の常任理事会。

先輩方は、要職に就かれている方々ばかり、恐いけど優しい?です。